ポスドク・特任教員(特任助教, 特任講師, 特任准教授, 特任教授)の給与

大学教授をめざす若手にとって、キャリアパスの最初のステップは
学振DCやPD, そして学位取得後のポストドクターや特任教員である。
以下では気になる各種ポスドクや特任教員の給与についてまとめておこう。

注) 特任助教〜教授は北海道大学の内規による(賞与込み。大学によって異なるので参考程度に。)
時間給換算は月給を160時間で割ったもの。
産総研は時間給なので、160倍して月給を計算。

各種研究員等 給与(月給) 時間給
TA(博士前期) - 1200
TA(博士後期) - 1400
学振DC 20万 1250
国立環境研究所 准特別 24.4万 1525
国立環境研究所 特別 28.1万 1756
特任助教* 30万 1875
国立遺伝学研究所 34.1666万 2135
産総研(1) 35.2万 2200
JST-PD(D取得直後) 35.949万 2246.8
学振PD 36.2万 2262.5
産総研(2) 37.6万 2350
産総研(3) 40万 2500
特任講師* 40万 2500
JAXA 40.36万 2522.5
原子力開発機構 42万 2625
学振SPD 44.6万 2787.5
特任准教授* 45万 2812.5
理研基礎特研 48.7万 3043.75
特任教授* 60万 3750

下記、各種ソース。

  • 学振

http://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_oubo.htm

JSTの博士号取得後は
http://www.jst.go.jp/johokokai/joho/pdf/kenkyusya.pdf
にある, R-6号となっており, 年俸431万3,880円。月給35万9490円。
ただし「基準とする」なので、どの号とするかはプロジェクトリーダー(PL)に任されていると考えられる。
一般にこれよりも高い印象。PLによるけど理研と同程度はもらえる?

http://www.nig.ac.jp/information/NIGPostdoctoralFellow2014-0617-0716.html

http://www.jaea.go.jp/saiyou/internship/internship34.html
昔は理研と同額だったと思うが、3.11の影響で減額となっている模様。

  • 国立環境研究所

6ページに准特別研究員, 特別研究員の俸給表がある。
表に載せたのは一番低い額。経験で上がるのだと思われる。
https://www.nies.go.jp/kihon/kitei/kt_kyuyok.pdf

http://www.riken.jp/careers/programs/spdr/career2014/

http://www.aist.go.jp/aist_j/outline/comp-legal/pdf/kyuyo-k.pdf

http://www.jaxa.jp/employ/misc/h26project.pdf

  • 特任教員
    • 北大

http://www.hokudai.ac.jp/jimuk/reiki/reiki_honbun/u0100617001.html
他大学では俸給表があって、経験によってテニュア教員と同様に給与が決まるはず。
北大は職階で定額となっている。

    • 阪大

http://www.osaka-u.ac.jp/ja/guide/information/joho/files_jinji/065_20111128.pdf
AランクからRランクまである。RランクがTA(博士前期), QランクがTA(博士後期)。
Aランクだと時給9001円で144万ぐらい貰えることになる。。。

  • その他のソース

ポストドクターの種類(博士の生き方:10年前の情報)は情報は古いけど参考になるのではと思います。