2011-01-01から1年間の記事一覧

ヒラノ教授をめざせ!

前回、2007年4月以降に誕生した「助教」、「准教授」という大学教員の職階の認知度を論じた。 大学教員の職階として、部局長などの役職を除くと「一番上」の職階はいうまでもなく「教授」である。 それらの教員数の分布はどうなっているのだろうか。 例えば…

職名の認知度:「助教」と「准教授」

2007年3月まで, 日本の多くの大学で, 大学教授をめざすための標準的なキャリアステップは, 助手-講師-助教授-教授 という職階であった。 人・分野によっては 助手-助教授-教授 だったり, 講師-助教授-教授 だったり, 長いこと助手をして、 助手-教授 なんて…

教授相当の独法研究員をめざせ!

教授をめざし, 日々トップジャーナルに研究成果を発表すべく, 研究に励んでいるトップレベルの若手研究者は 必ずしも大学に在籍するの助教や准教授だけではない。旧国立研究所である独立行政法人には, 研究員, 主任研究員, 専任研究員, 主幹研究員など, 法人…

できればこのクラスまでの大学の教授になってほしい、Eランク大学

前回, 「 あしたのために 〜テニュア(終身在職権)を得る方法〜」として, Natureの記事を引用し, 大学教授を目指す若手研究者が, どのような戦略で 任期なしの教員になるか, ということについてまとめた. 日本には多数の大学がある. 国公立から私立大学まで…

あしたのために 〜テニュア(終身在職権)を得る方法〜

このダイアリーでも幾度か話題にしてきたように、 日本の教授を目指すキャリアパスは急速に変化している. これはアメリカ等の大学で導入されているテニュアトラック制度を日本に導入しようと、 事業仕分けでも文句を付けられた「振興調整費」でおこなわれて…