2013-01-01から1年間の記事一覧

ポスドク・特任教員(特任助教, 特任講師, 特任准教授, 特任教授)の給与

大学教授をめざす若手にとって、キャリアパスの最初のステップは 学振DCやPD, そして学位取得後のポストドクターや特任教員である。 以下では気になる各種ポスドクや特任教員の給与についてまとめておこう。注) 特任助教〜教授は北海道大学の内規による(賞…

大学教員の仕事は「考える」ことである。

大学教員は日々の講義や日々の研究で常に様々なことを 考える仕事である。 どのように講義の構成をしようか、どうすれば判り易く学生に伝わるか。。。 どのように研究をすすめていくか、どのように研究成果をまとめるか。。 新しい研究テーマを考えたり、優…

研究者として生き残るための仕事術

情報技術の進歩により、現代の我々は情報の嵐の中を生きている。 研究テーマとして「面白そうなこと」「やってみたいこと」の情報は日々、インターネット から無尽蔵に入ってくるし、検索エンジンを使えば、それまで考えてもみなかった 新しい「面白そうな」…

アカポスに就けない人の特徴〜今のアカポスには何が求められているのか〜

団塊ジュニア世代が40歳前後になり、普通であれば准教授になっていて、さらに 早い人は教授になりはじめている。一方、同世代でいまだポスドク・助教で苦しんでいる人たちも大勢いる。企業では、団塊ジュニア世代が課長へとなっている年齢だが、なかなか課長…

大学教授は楽しいかね?

理工系では、多くの学生は大学院(修士課程)に進学し、その中の一部の学生は博士課程へ進学する。 そして、大学教授をめざす。しかし、 「「8割は准教授にさえなれません」と「7割は課長にさえなれません」」 と前回書いた様に、その競争率は高い。そのよう…

追記(2013.7.28)

2010年に「東京大学大学院理学系研究科2002-2008年度博士取得者の就職状況」 という資料が東京大学のホームページで公開されている。 「2002-2008年度に博士号を取得した人の専攻別就職先比較」など興味深い。 アカポス(任期なし、大学教員、研究所研究員)…

「8割は准教授にさえなれません」と「7割は課長にさえなれません」、、、それなら教授をめざせ!

理系の修士1年生(M1)は、学部から大学院に進学して1年が経とうとしているこの季節、 就職活動まっただ中である。大学院入学直後は、希望に満ちた顔で 「博士過程に進学する予定です!」 と言っていた学生も、アカデミックポスト(アカポス:大学の教員、…

秘書を雇える教授をめざせ!「工学部ヒラノ教授と4人の秘書たち」

学生やポスドクは、研究室によっては100%、フルタイムで研究だけしていれば良い。 しかし、大学教員には研究・教育以外に様々な雑務がある。 特に、職階が上がるごとに、責任ある雑務が任される。 学生の知らない大学教員の雑務。 助教の知らない講師、…